三連単買い方のヒント。当てにいかないで当たりを待つ
コロ助「固い固すぎる。」
実況「コロ助さん便秘なんですか?」
日本テレビ杯結果
1着◎ケイティブレイブ
2着○アポロケンタッキー
3着▲サウンドトゥルー
三連単930円
実況「確かに固かったですよね。ところでコロ助さん完璧に印通りじゃないですか。やりましたね。」
コロ助「ハズレだよ。」
実況「え?」
コロ助「上位3頭は展開次第で順位は変わるとみていたので旨味のないケイティブレイブ頭固定よりも2,3着固定の三連単にしました。
まあ結果的にケイティブレイブに勝たれてしまいましたが考え方としては間違っていないと思います。」
実況「といいますと?」
実況「今回でいうとケイティブレイブ、アポロケンタッキー、サウンドトゥルー、テイエムジンソク、ヒガシウィルヒィンの5頭の争い。5頭ボックスなら60通りですよね。さすがに60通りも買っていてはほとんどの買い目がガミガミになってしまうので買い目を絞り込みました。ここでは勝ち馬はケイティブレイブ、アポロケンタッキー、サウンドトゥルーの3頭のどれかと見ていました。ヒガシウィルヒィンは実力的に来ても2,3着。テイエムジンソクは今回は早めに潰しにこられるので勝つのは厳しいが2,3着はある。これを三連単に落とし込むと下記のようになります。
穴ヒガシウィルヒィン
△テイエムジンソク
◎○▲ー◎○▲穴△ー◎○▲穴△
これで60通りから36通りに絞り込みました。
これでもまだ多いので利益を出すために絞り込みます。
今回の本命はケイティブレイブにしていました。地方の中距離では崩れるイメージが分かず馬券内の可能性は1番高いと見ていました。しかし単勝1倍台の人気で三連単もケイティブレイブ頭の馬券が良く売れていましたので、逆張りでケイティブレイブの2,3着固定の三連単を勝負馬券にしました。
これを馬券に落とし込むと、
○▲ー◎ー○▲穴△
○▲ー○▲穴△ー◎
これで12通りまで絞れましたね。
ここからさらに金額で強弱を付けていきます。
テイエムジンソク絡みは抑え程度に買い。
○▲ー◎ー○▲
○▲ー○▲ー◎
が大本線で厚めに。
○▲ー◎ー穴
○▲ー穴ー◎
がボーナス馬券として購入しました。
ヒガシウィルヒィンが絡めば万馬券近くの配当も期待できました。」
実況「1倍人気の頭の馬券を買わないのは怖くないですか?」
コロ助「1番人気の頭の三連単を買うのは、単勝1倍台の単勝を買うのと同じですよね?」
実況「確かに1番人気の勝率ってどれくらいあるんですか?」
コロ助「過去の結果から見ると、大体勝率が3割、複勝率が6割です。1番人気の単勝ばかり買っていても回収率は平均80%くらいにしかなりませんので、同じように1番人気の1着固定の三連単ばかり買っていても回収率は上がってこないでしょう。1番人気の複勝率が6割で勝率が3割ということは3回に1回は2,3着になるということです。三連単や馬単は人気の無い馬が上位に来ることで旨味が出る馬券なので1番人気の1着固定より2,3着固定の三連単のほうが配当に期待できるので狙う価値はあると思いませんか?」
実況「問題は勝ち馬候補が見つけられるかですよね。」
コロ助「勝ち馬に関してはある程度絞れるはずです。もし絞れないくらいの混戦ならそのレースは買ってはダメなレースじゃないですかね。」
実況「あれ?この間の白山大賞典は1番人気と2番人気を1着の三連単にしてませんでしたっけ?」
コロ助「おっ。気づきました?この白山大賞典は勝つのはグリムかミツバだと思っていましたが、先行有利なレースで去年の2着馬カツゲキキトキトがあまり人気が無かったのでカツゲキキトキトの2,3着狙いで狙いました。
結果は2番人気のグリムが1着。カツゲキキトキトが3着に入り1番人気のミツバが飛んだことによって万馬券になりました。
実況「じゃあ強い追い込み馬の2,3固定も狙えるんじゃないですか?」
コロ助「それも面白いと思いますよ。やはり競馬は前が有利。凄い脚で差して来ても2,3着ということは十分にありますしね。
その場合は、
◯▲先行馬ー◎追い込みーその他
○▲先行馬ーその他ー◎追い込み
こういうフォーメーションも狙えますよね。
その他にも勝ちきれない人気馬の2,3着狙いや2,3着なら可能性がある面白い穴馬とかを狙っても面白いと思います。ラブカンプーとかも2着が異様に多いタイプなので1着では狙いにくいタイプですね。
マルチで買ってもいいのですが点数がかなり増えてしまいますし、期待値の低い買い目まで買わないといけません。同じ金額を賭けるのであれば100円より削った分を200円、300円と重ね買いする方がいいと思います。
馬券は当てに行くのではなく当たりを待つスタンス
くらいのほうがいいと思いますね。
安い配当なら諦める。
ガッチガチの三連単に突っ込む人がいますがオススメしません。確かに確率はいいかもしれませんが、ハズレた時のダメージが大きすぎます。コロ助も通ってきた道だからわかります。笑」
実況「コロ助さんもそんな時代があったんですね。」
コロ助「大体独学で競馬をしていると通る道じゃないですか?初心者の人は的中率ばかりに目がいって固いレースや固い馬を探してしまう。そして1番人気の単勝に10万とか固い馬連一点に10万とか行っちゃうんですよね。」
実況「今頃ぎくって思ってる読者さんいるでしょうね。コロ助さんの1番やってしまったレースとかありますか?」
コロ助「忘れられないレースが一つ。ブエナビスタが斜行して2着になったジャパンカップ。このレースでコロ助はブエナビスタからローズキングダムへの馬単を10万買っていました。配当は10倍。くれば100万。
これだけでも悶絶だったのに追い打ちをかけたのが馬連のオッズ。
馬単が10倍に対して
馬連が7倍。
完全にやってしまいました。
馬連にしとけば70万。
ブエナが圧倒的な人気だったんですよね。
これのおかげで1番人気から馬単や単勝でぶちこむことは止めましたが痛い授業料でした。」
実況「それは泣きますね。」
コロ助「でも今はネットでいろいろな情報が調べられる時代なのでみんな上手い人が多いですよね。」
実況「女子大生のウマジョが予想を有料で売ったりしているのも驚きました。」
コロ助「実際は女子大生か分からないですけどね。オッサンだったりして笑」
実況「ネカマというやつですか?確かに女性のほうが人気でそうですもんね。」
実況「もう遅いでしょうね。それにしてもコロ助さん。今日は結構真面目に話してましたね。笑」
コロ助「私だってたまには真面目にやるんです。」
実況「これは失礼しました。競馬は当てよう当てようとすると勝てません。当たりを待つくらいの感覚で予想していきましょう。それではもう1日頑張って参りましょう。」