競馬の真の勝ち組とは?
コロ助「ヒャッハー。ダービーウィーク到来。」
ジックン「朝からテンション高いですよ。」
コロ助「だってダービーだよ。ダービー。気持ちだけはもう東京競馬場で並んでるよ。」
ジックン「例年ならもう皆さん場所取りの為に並んでたんですもんね。今年はコロナのせいで無観客。可哀想ですね。」
コロ助「もう生き甲斐みたいになってただろうしね。来年は無事に行われることを祈ります。でも今年は無観客だけど開催されるのはありがたいしダービーを楽しみましょう。
ヒャッハー。」
ジックン「オークス、ハズレてるのにテンション高いですよね?」
コロ助「オークスは残念だったけど、1週間妄想してレースをドキドキしながら観戦して十分に楽しんだからね。10万円分くらいは楽しんだから実質勝ちみたいなもんさ。確かに終わった直後は悔しい気持ちはあったけど、次の週の予想を始めたらすぐに切り替えられるかな。ダービーも1週間妄想して楽しむからもう勝ったみたいなもんです。」
ジックン「そのメンタルが羨ましいですよ。」
コロ助「ん?どした?なんか元気ないじゃん?」
ジックン「今月の成績があんまりよく無いんですよね。買う馬券買う馬券裏目を引いちゃって。」
コロ助「それで元気がないわけだ。でも十分に楽しんだんでしょ?」
ジックン「それはたくさん予想して楽しい時間を過ごしましたよ。勝てればもっと良かったんですけどね。」
コロ助「なるほどね。最近つくづく思うのは楽しんだやつが1番勝ちだなってこと。
人間いつ死ぬかわからないし、あの世にお金は持っていけないんだから、それならば楽しんだ方がいいってこと。競馬場やWINSなんかで毎回小銭で競馬をして仲間とああだこうだ言ってるおっちゃんとかおじいちゃんはトータルで負けてるかもしれないけど、生き生きしてるでしょ?」
ジックン「確かに楽しそうですよね。」
コロ助「やっぱり競馬をやるなら楽しまないと損。お金を稼ぐことだけを目的にするなら、もっと稼ぎやすいものが他にあるはずだよ。競馬はそんなに簡単には勝てないから。競馬は適度に楽しむ大人の遊びだとJRAさんも言ってるでしょ?まずは競馬を楽しむのが大事。その上で競馬は回収率を競うゲームだから回収率を上げるための試行錯誤を楽しみましょう。」
ジックン「なるほど。いくら勝ったとかいくら負けたとかばかりを考えてました。こんなに素晴らしい競馬を楽しまないと損ですよね。」
コロ助「そうそう。じゃあ競馬を楽しむことの究極はなんだと思う?」
ジックン「究極ですか?なんでしょう?」
コロ助「馬主だよ。あれこそ道楽の頂点。採算度返しで大の大人、成功者がロマンを追いかけるわけですよ。」
ジックン「おおー。確かに成功者の方が子供のように熱中していますよね。」
コロ助「あの世にお金は持っていけないからね。ロマンと感動そして栄誉。その体験が1番の宝物だよね。」
ジックン「そういう意味では一口馬主などのクラブ馬もいいですよね?」
コロ助「これは考えた人は天才だよね。社長とかの経営者以外のサラリーマンでも馬主になれるんだから。損得よりも選んだ馬が活躍してくれるのはたまらないだろうね。
デアリングタクトやアーモンドアイだってクラブ馬だからね。出資してる人は素晴らしい体験をしてるはずだよ。」
ジックン「羨ましいですね。」
コロ助「羨ましいぞ~」
ジックン「私ももっと競馬を楽しみますよ。まずはダービーを楽しみ尽くします。」
コロ助「ふふふ。私も負けないくらい楽しむ1週間にしますよ。
皆さんもお金のことばかりに意識が行ってませんか?まずは競馬を全力で楽しみましょう。」