距離短縮の効果とは?
コロ助「みんなに問題です。
『いっぱい』の『い』の部分を『お』に変えて大きい声で言ってみてください。」
実況「コロ助さんいやらしいですね?」
コロ助「え?なんで?」
実況「そんな言葉を言わせようだなんて。」
コロ助「答えは『おっぱお』ですけど?もしかしてあれを想像しちゃった?(笑)」
実況「そ、そんなことありません。」
コロ助「誰か騙された人いないですか~?(笑)騙された人は素直に申告するように!」
実況「もうその話は終わりにしましょう。今日は距離短縮についての話ですよね?」
コロ助「そうそう。先行馬は距離延長でペースが落ちるので前に行きやすいと書いたよね。距離短縮はその逆になりますよね。」
距離短縮のメリット
走る距離が短くなるので、スタミナの必要量が減ります。
前走先行して最後に止まってしまった馬は、距離短縮によって止まる前にゴールを向かえられる。
200メートル短縮なら前走よりも200メートル前にゴールがあることになりますよね。
バテる前にゴールになだれ込めるというメリットがあります。
また折り合いがつかない気性の荒い馬は短縮することで、ペースが早くなるのでスムーズに追走できるようになるメリットもあります。
距離短縮のデメリット
デメリットは先ほど書いたようにペースが早くなることです。
2000→1600→1200と距離が短くなるほどペースは早くなりますので位置取りが前走よりも後ろになる可能性は高いでしょうね。
逃げ馬の場合は距離短縮することで、逃げられない可能性も出てくるので、逃げ馬は距離短縮では狙いにくいですよね。
また、もともと後ろから行く追い込む馬も、短縮でペースが上がるとさらに後方になってしまう可能性が高いので、距離短縮で狙うのなら折り合いの難しい馬や先行馬が基本でしょうね。
コロ助「アーモンドアイやキセキがスプリンターズステークスとか出たらどうなるんでしょうね?
去年のジャパンカップの後半1200メートルが1.09.1。去年のスプリンターズステークスのタイムが1.08.3でした。」
実況「スプリンター仕様に鍛えればいけそうな感じですよね?」
コロ助「去年はオジュウチョウサンの二刀流が話題になったけど、将来スプリントから長距離のG1まで取ってしまう、例えばボクシングの五階級制覇をするみたいな馬現れないかな~。」
実況「可能性はゼロではないですよね。」
コロ助「競馬はロマン。キタサンブラックみたいに母父が短距離馬で短距離使ってたけど実は長距離の方がもっと強いかったということもあるかもね。
うーん。やはり競馬はロマンだ。」