揺れる想い。揺れる逃げ馬のコロ助。
実況「コロ助さん。いきなりですが逃げ馬の魅力ってどこにあるんでしょう?」
コロ助「いっぱい画面に映るところ。」
実況「ちょっとコロ助さん?真面目にお願いします。」
コロ助「いや。真面目ですけどね。結構いっぱい画面に映るってところにヒントがあると思いますよ。」
実況「えっ?どういうことですか?」
コロ助「逃げ馬はスタートして最初から先頭を走りますよね?ということはラチ沿いの最短コースを通れますし。前に馬がいないので詰まることもなく。大外を回すロスもない。
極論を言えば1番前にいる馬が上がり最速を出せば絶対に後ろは届かないですよね?」
実況「逃げ馬が上がり最速は少ないとは思いますが、逃げた馬が速い上がりを出して後ろが届かないというケースは多々ある感じはしますね。」
コロ助「じゃあコロ助が追い込み馬を本命にしない理由がわかりますか?」
実況「ちょっと待ってくださいよ。さっきの感じからいくと、
画面に映らず終わる。
これでどうだ?」
コロ助「ぐぐっ。せ、正解。」
実況「ふふん。当たっちゃいましたね。」
コロ助「追い込み馬は後ろから行くので、詰まるリスクや外を回す距離的なロスも多くなります。その結果先行馬よりは不利を受ける可能性が高くなります。追い込み馬を本命にしてほとんど画面に映らずレースが終わってむなしい思いをしたことないですか?」
実況「たしかにありますね。それに派手な追い込み馬は過剰人気になりますしね。」
コロ助「そうなんですよね。派手な追い込み勝ちなんかは、見た目のインパクトが強い分人気になりがちです。」
実況「やっぱり見ていてカッコいいですもんね。」
コロ助「まあそうなんですが。強い馬だから絶対に勝てるということでもないですからね。相手がいますのでスムーズな走りができない可能性もありますし。基本的には競馬は前が有利と考えても間違いじゃないと思います。展開によっては後ろで決まることもありますけどね。」
実況「キタサンブラックなんかは理想の馬でしたよね?誰も行かなければ逃げてもいいし、誰かが行けば控えることもできる。ペース配分が半端なく凄い武豊とはまさにゴールデンコンビといった感じでしたね。」
コロ助「キタサンブラックも強いのがばれてからは人気になって旨味が無くなりましたが、実は1番人気になったのは12戦目の京都大賞典が初めてなんですよね。」
実況「それは意外ですね。ずっと人気なイメージがありました。」
コロ助「武豊騎手が騎乗したのが4歳の大阪杯からですからね。その後天皇賞(春)を勝ってからは人気になりました。それまでは母父サクラバクシンオーが嫌われてあんまり人気にならなかったんですよね。この馬の強さを見抜いていた人は結構人気の無い時期に稼いだんじゃないですかね。羨ましい笑」
実況「人気になってからでは当たっても旨味がありませんもんね?人気の無いときにいかに強いのに人気が無いのを見抜けるかが馬券で勝つポイントになってきそうですね?」
コロ助「はぁ~。」
実況「どうしたんですか?ため息なんかついて?」
コロ助「最近また馬券の買い方で悩んでるんですよね。この前結構自信があったメイショウテッコンか3着に入ったのにあまり儲からなかったのがかなり尾を引いてましてね。あのレースでは結果的には単勝複勝勝負が正解でした。」
実況「確かに複勝でも330円ついていましたよね。でも土曜日のセプテンバーステークスでは人気のモズスーパーフレアが本命だったので単勝複勝では儲からないですよね?」
コロ助「そこなんですよね。やはり基本的には旨味の無いレースは手を出さないほうがいいんでしょうが、競馬ブロガーとしてはメインレースはやはり予想したい笑。そこはオッズとにらめっこして買い目を決めるしかないのかなと思います。でも
勝負レースは旨味のある逃げ馬がいるレースを狙い打ちしたい。
今のところ考えているのは旨味のある逃げ馬を狙うときは、
単勝+複勝+ワイド一点
で勝負しようかと思います。
人気薄を狙うので好走したのにヒモ抜けしてお金にならないのはもったいない。ヒモ抜けが無い単勝複勝で狙い打ちをし、複勝の配当の低さを信頼できそうな人気馬とのワイドでカバーする。ワイドが当たれば複勝とのダブル取りになりますし、人気馬が飛べば複勝の配当が跳ねます。何より複勝だけ的中した時でもプラスになるように資金調整すればガミることも無くなります。」
実況「なるほど。まずは旨味のある逃げ馬を見つけることか大事ですね。」
コロ助「そうなんですよね。そこは努力します。スプリンターズステークスは今のところ狙ってる逃げ馬が人気なさそうなので、この買い方で狙いたいと思います。」
実況「期待します。明日はいよいよスプリンターズステークスの枠順発表です。あなたの本命候補がどの枠に入るか楽しみですね。それでは皆様あと1日頑張っていきましょう。」