馬券のヒント。ローリスクハイリターン。アンタレスステークス回顧を添えて。
ここは馬券のヒントを提供する競馬レストラン。
今日も馬券のヒントを求めて迷い人がやってきたようだ。
カラーン。
実況さん「いらっしゃいませ。」
コロ美「すいません。予約してたコロ美といいますが。」
実況さん「はい。承っております。
こちらのお席にどうぞ。」
コロ美「ありがとう。」
実況さん「こちらがメニューになります。」
コロ美「えーと。じゃあこの『ローリスクハイリターン。』で。」
実況さん「かしこまりました。
オーダー入ります。ローリスクハイリターン。」
5分後・・・
コロ助「お待たせいたしました。
こちらが『ローリスクハイリターン』 (アンタレスステークス回顧を添えて)になります。」
コロ美「ありがとうございます。」
コロ助「まずはアンタレスステークスの回顧を見てもらえるとより美味しく召し上がっていただけると思います。」
実況さん「それではアンタレスステークスの回顧から参りましょう。」
実況さん「まずは内からテーオーエナジー、中からコパノチャーリーやオルナがハナを狙っていきます。」
コロ助「しかし外からドライヴナイトが果敢にハナを奪いに行きます。」
実況さん「ウェルタールンドとナムラアラシは定位置の後方からの競馬。」
コロ助「ドライヴナイトが後続を引き離す逃げを打ってきましたね。コロ助の◎オルナは逃げられなかったので早々にハズレを覚悟。」
実況さん「1000メートル通過が59.9。」
コロ助「ドライヴナイトだけが飛ばしていたので2番手以降はそんなに流れてはいないのかな。」
実況さん「このあたりでウェルタールンドが捲っていきます。」
コロ助「最後の直線に入る頃には先頭はテーオーエナジーになっており、グリム、ロンドンタウンがそれに続きます。」
実況さん「テーオーエナジーは早々に脱落し粘り込みを図るグリムに今度は外からアナザートゥルースが襲いかかります。」
コロ助「最後は粘るグリムをアナザートゥルースが差しきってゴールイン。」
実況さん「ウェルタールンドは伸びませんでしたね?」
コロ助「あんまり途中で動かしていいタイプじゃないよね。1回先行してみたときも最後の伸びを欠きましたしね。後方で溜めてどれだけ抜けるかという馬だろうね。」
実況さん「結果的には怪我もしてたみたいですしね。」
コロ助「結構ドライヴナイトが飛ばしたので速い時計での決着かなと思ったけど1.50.8なら時計としては平凡。そこまでレベルの高いレースだったとは言えないかな。」
コロ美「ねぇ?アンタレスステークスはよくわかったけど。ローリスクハイリターンってのは?」
コロ助「今回のアンタレスステークスはまさにローリスクハイリターンで一発狙いました。
本命にしたのは11番人気のオルナ。逃げて逃げショックを発動して展開に恵まれればって感じの本命だったから確率は低いのは覚悟してた。その分リターンはでかいけどね。
でも大きいリターンに目がくらんで掛け金を多くしてしまうと、それはハイリスクハイリスクだよね?確率は低いんだから。
今回コロ助が買った馬券はこちら。」
コロ助「計500円勝負。
掛け金はショボいけどワイドのオッズが90倍と60倍。馬連が500倍と300倍。3連複が10万馬券でした。」
コロ美「リターンがでけぇ(笑)」
コロ助「投資もギリギリまで減らしました。これならかなりのローリスクでハイリターンが狙えますよね。たくさんの金額を賭けることでリターンは増えますが、その分負ける金額も多くなるというのを忘れないでおきたいね。」
コロ美「これでもワイドくらいならたまにひっかかりそうだしね。」
コロ助「穴を狙う精度さえ高めればね。あとは自信度に応じて金額の上げ下げを決めればいいと思うよ。ますはハズレてもそれほど負けないことが大事だしね。
皆さんもそれほど自信がない本命なら金額をできるだけ抑えてローリスクハイリターンの勝負をしませんか?」