競馬ができることに感謝。
コロ助「競馬をやってると突然の別れは絶対にやってきます。」
実況さん「こればっかりは仕方がないですよね。」
コロ助「本日も名馬がこの世を去りました。」
実況さん「シャケトラは安楽死ですか?なんとかならなかったんですかね?」
コロ助「競走馬はあの細い脚で何百キロという馬体を支えます。馬は立って寝るけど、横になると心臓や内臓にものすごい負担がかかるみたいなんだ。1つの脚が使えないと、他の脚に負担がかかり他の脚が故障したり時には痛みでショック死することもあるようです。だから治る見込みがないと安楽死させるみたいだよ。」
実況さん「無理して生かして苦しい思いをさせるよりはということですね。」
コロ助「悲しいけどね。今日はシャケトラやヒシアマゾンの悲報に多くの人が悲しみのコメントを出していて、競馬ファンはちゃんと競走馬へのリスペクトがあって素晴らしいなとつくづく感じたよ。」
実況さん「競馬ファンはいい人ばかりですね。」
コロ助「でも今日は名前が知られている馬だからニュースになったけど、人知れずに亡くなっていく競走馬がたくさんいることを私たちは忘れてはいけないよね。」
実況さん「確かにその通りです。」
コロ助「毎年競走馬は8000頭くらい産まれてきますが、活躍できるのはほんの一握りです。引退して種牡馬や繁殖牝馬、乗馬の馬などになれる競走馬はほんの僅か。引退した馬の99%は殺処分になると言われています。
最近は引退した競走馬を救おうと活動している方もいて少しは減っていると思うけどね。」
実況さん「角居調教師がそういう活動してましたよね?」
コロ助「だから逮捕された時はショックだったよね。こんな立派なことをする人がまさかって。」
実況さん「ホースセラピーとかもこれからメジャーになっていくかもしれませんね。」
コロ助「もっとJRAや国がそういうのにお金を出してくれたらいいんだけどね。」
実況さん「本当ですよね。」
コロ助「私達人間は生きていくために、多くの命を犠牲にしているよね。食用にされる牛や豚や鳥、魚だってそう。野菜などの植物も立派な生き物ですよね。これらの命をもらって生かしてもらっているということに感謝していきたいですよね。
今日も平和に生きていることに感謝し競馬ができることに感謝して騎手や競走馬をリスペクトして競馬に関わっていきたいですよね。」
実況さん「今日は重い話になってしまいました。」
コロ助「どうしても華やかな競馬の影にはこういう暗い一面があるからね。これは避けては通れないから今日は書いてみました。気分を害された方がおられましたら申し訳ありません。」
実況さん「別れもあれば出会いもありますよね?」
コロ助「そうだね。競走馬としてデビューできるだけでも凄いし、一回勝つだけでも凄いということを分かった上で競馬を見るとまた違った見え方がするかもしれないね。」
実況さん「そうですよ。一回勝つだけでも凄いことです。だからこそ強い馬に皆心を奪われるんでしょうね。」
コロ助「また新しい出会いを楽しみにしつつ、競馬ができることを感謝していきましょう。」