こんな逃げ馬を狙え。疑似逃げショック。
コロ助「どもコロ助です。
今日は土曜日の逃げ馬で検証をしたい馬がいましたので取り上げたいと思います。」
実況さん「どの馬でしょう。」
コロ助「この馬。わかる?」
実況さん「誰でしょう?」
コロ助「これでわかったらマニアですね。
答えはドリームキラリです。」
実況さん「土曜日のメインでも59キロで2着に好走してましたね。前走逃げているので逃げショックは使えなかったのに凄いですよね。」
コロ助「アポロノシンザンが出遅れたのが大きかったけど好走出来たのは他にもいくつか要因があるかな。
まずは馬自体が59キロより逃げられるかどうかが重要な馬ということ。馬体重も500キロあるから斤量には強いのかもね。」
実況さん「ドリームキラリは逃げてしまえばかなりしぶといですしね。」
コロ助「それと前走のかしわ記念は逃げたもののオールブラッシュが早めに仕掛けて来たのでインティの仕掛けもそれに合わせて早くなり、直線に入る前に先頭ではなくなってしまいましたよね。直線まで先頭ならもう少し粘れたはずだよ。
しかも前走は相手はG1馬ばかりだったからね。今回メンバーレベルが落ちたので感じるプレッシャーは楽だったんじゃないかな。」
実況さん「つまり今回は感じるプレッシャーが弱くなったからヒャッハーできたと?」
コロ助「そうだね。G1馬から受けるプレッシャーに比べたらかなり楽に感じたんじゃないかな。どんなスポーツでも格上の人と戦うのはかなりのプレッシャーがあるじゃない。
それに道中捲られて潰されたから逃げられなかった逃げ馬と同様の効果もあったのかも。」
実況さん「前走逃げているので逃げショックは使えないはずなのに逃げショックと同じようなショックがかかったということですか?」
コロ助「言わば。疑似逃げショック。」
実況さん「疑似逃げショック?」
コロ助「逃げショックとは前走逃げられなくてストレスを抱えてしまった逃げ馬が次回逃げられた時に前走よりも気持ちよく逃げられたことによりパフォーマンスをあげる現象だよね。つまりはストレスからの解放でヒャッハーしてる状態だ。」
実況さん「なるほど。ストレスからの解放がキーポイントなら序盤逃げたけど早めに潰された馬もストレスを抱えているはずですよね?」
コロ助「ずっと番手の馬につつかれる展開でもストレスがかかるよね。
だから前走逃げられなかった逃げ馬が1番狙いやすいですが、
捲られて潰された逃げ馬。
ずっとつつかれて潰された逃げ馬。
ハイペースばかりで潰れていた逃げ馬。
これらのストレスを抱えている馬が単騎で逃げられたりマイペースで逃げられるような状況になるとストレスからの解放でヒャッハーできるわけだ。」
状況さん「なるほど。逃げ馬の負けた原因が分かれば次回狙えそうですね。」
コロ助「逃げ馬は連敗してても常に一発の可能性があります。しっかり負けている原因を分析して次回ストレスなく走れそうな状況の時に狙い打ちしましょうね。」
キーポイントはストレスからの解放でヒャッハーです。
実況さん「ダービーの回顧は月曜日に更新しますのでよろしくお願いします。」