馬券のヒント。競馬で勝てないのは控除率があるから?
この物語はフィクションである。
これは私たちが住んでる世界とは全く別の世界の話である。
ここは農林水産国。
農業と水産が盛んなこの国である問題が起こっていた。
実況王「うーむ。困った。
どうしたものか。
そうじゃ!あやつに聞いてみよう。」
コロ助「お呼びでございますか?実況王様。」
実況王「おう。待っておったぞコロ助。
そちのずる賢い知恵を貸して欲しいのじゃ。
我が国も財政難での。
何とかして税収を増やしたいのじゃが、税を増やすと民の不満も高まる。
何かよい考えはないものか?」
コロ助「なるほど。それでは公営の賭け事などはいかがでしょう?」
実況王「ほう。公営の賭け事とな?具体的にはどのようなものじゃ?」
コロ助「馬を競争させて、それを民衆に順番を当てさせる賭け事はいかがでしょうか?
民衆は娯楽にもなりますし、絶対に胴元が儲かるようになっております。」
実況王「ふむふむ。絶対に儲かるとはどういうことじゃ?」
コロ助「はい。民衆が賭けた金額の内20%から25%を最初にテラ銭として引いてしまうのです。
その残りを購入者同士で奪い合う形にするわけです。
さすれば胴元はリスク無しで民衆が賭ければ賭けるほど儲かる仕組みなのです。」
実況王「なるほどいい考えじゃ。」
コロ助「集めた寺銭から必要な経費を引いた純利益の半分を税金として納めるというのでいかがでしょうか?」
実況王「なるほど民衆に娯楽を与え税収も増える。まさにwinwinじゃな。
コロ助「いえ。実況王様。胴元の私のところも儲かりますのでwinwinwinでございます。 」
実況王「この商売上手めが。」
コロ助「お褒めの言葉ありがとうございます。」
実況王「公営ギャンブルの件はそちに任す。してさらに儲けを増やす方法はないのか?」
コロ助「3箇所で行うのはいかがでしょうか?
さらに1日12レースを行えば12×3で36レース分の儲けになります。」
実況王「それはいい考えじゃ。
そうじゃ、インターネットでも買えるようにしようかの?
さすれば自宅にいながら賭けることもでき、儲けが増えるじゃろう?」
コロ助「実況王様それはよきお考えでございます。
さらに1番賞金の多いレースを11レースに設定するのはいかがでしょうか?」
実況王「何ゆえ11レースじゃ?最後の12レースの方が盛り上がるのではないのか?」
コロ助「メインレースは民衆もかなり熱くなりますからね。
メインレースを11レースにすることでメインで負けた分を12レースで取り返そうとするものや、メインで当ててさらに増やそうとするものも出てくるでしょう。」
実況王「ハズシたものからも、当てたものからも搾り取るということじゃな。
お主も悪よのコロ助。」
コロ助「実況王様ほどでは。」
実況王・コロ助「ハーハッハッハ。」
コロ助「はい。というわけです。」
実況「なるほど。馬券を買った時点ですでにテラ銭を取られているということですね。」
コロ助「そう。馬券の種類によって取られる率は違うけどね。
テラ銭を取られた残りを購入者で奪い合うわけ。
だから当たった人が多いと配当が安くなるし、当たった人が少ないほど配当が多くなるわけです。」
実況「だからこそ人と同じような買い方をしていると勝てないってことなんですよね?」
コロ助「さすが実況王様(笑)その通り。
例えば1番人気の単勝ばっかりを買っても回収率は80%くらいに収束すると言われてます。95%の人が負け組と言われているので、他の人と違う買い方をしないといけないよね。」
実況「なるほど。コロ助さんで言えば逃げ馬ですね?」
コロ助「そう。逃げ馬狙いで回収率を上げる方法を絶賛研究中です。
他にも何か馬券のヒントになりそうなことを書いていきますのでこれからもよろしくお願いいたします。」